私は、1都3県に30ヵ所以上の介護施設を経営する会社の代表を務めています。その介護施設では、1000人以上の社員が働いており、その約6割は女性です。そして独身者を除けば、多くの社員は共働き家庭です。女性社員たちの中には、出産や育児、小学校入学を理由に退職や正職員からパート職員に雇用変更し、せっかく積み重ねてきたキャリアをあきらめる方々も多くいます。私は社員たちと一緒に、どうすれば多くの女性社員が「自分のやりたい仕事」、「キャリア」をあきらめることなく、「その人らしい」活躍を続けることができるか考えました。

また、近年、国、県、市町村一体となり小学校入学時の「小1の壁」を解消しようと、公的な学童保育数、入所児童数は増加しつつありますが、都市部を中心に待機児童は潜在的待機児童も含めると相当な児童が学童保育を利用できていないと思われます。入園できたとしても、多くの学童保育では、方針や理念が曖昧であり、子どもたちの放課後の多くの貴重な時間が目的もなく過ぎているように感じます。

子どもたちの健康を維持し、個性を理解し一人の人間として接することで、自己決定を促す。
そして、親子それぞれの「その人らしさ（relax）」を支援することで、
「ゆったり、のびのびと（comfort and independence）」した生活が実現できる。
そう考え、誕生したのが「キッズパワー株式会社」です。

子どもたちは、多くの「可能性」を秘めています。その「可能性」を最大限に伸ばし上げるのも私たち大人の役割です。キッズパワーでは、異なったテーマに沿ったカリキュラムを通じて、大切な3つの力（人間力、知力、体力）を育みます。